どうも! Kazuです。
最近、行きたくてもなかなか行けてなかった
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(吹き替え版)』を観てきました。
子どもと久しぶりに映画行こうと思って、妻が美容室へ行っている隙間時間を狙って映画館に。
映画で活躍するマリオに超感激しました。
童心に返って笑い、驚き、泣いてきました笑。
”子どもと大人が一緒に楽しめるマリオって本当に良いなぁ”って改めて思いました。
そんな映画版マリオについて感想を含め、取り上げたいと思います。
映画マリオの驚き①世界観が最高、そりゃ世界各地で観られるわ!
私は、マリオの映画CMを観て”こいつは期待できる!絶対に面白い”と思っていました。
案の定、公開された当時、
国内週間ランキングで1位快走していたスラムダンクをあっさりと抜き去り、
1位を獲得しましたが、このことが私の興味をさらに高めていました。
今回、映画を観に行って、期待にしっかり応えてくれる内容に大いに満足しました。
子ども達も大満足でマリオのゲームを欲しがるほどでした。
(それは却下しましたが…)
今回の映画はファンの期待を裏切らない世界観が圧倒的に秀逸です。
元祖マリオと言えば横スクロール画面で数多くの土管が登場するステージをクリアして、
最後にゴールフラッグを取って各ステージをクリアしていくゲームですが、
映画でもピーチとのトレーニングシーンで健在です。
大体の映画化は基本的にうまくいかないことが多いものですが、マリオは違いました。
マリオはもはやミッキーマウスレベルのコンテンツながら、
ここまでの完成度で映画として表現されたことに驚きました。
これには、生みの親である宮本茂氏の関わりが大きかったのではないかと思われます。
現在、映画スーパーマリオブラザーズは、公開から10週目で国内週間ランキング4位です。(興業通信社調べ)
映画マリオは、公開してから31日で国内興行収入が洋画アニメ最速の100億円突破しています。(日経MJより)
また、さらに凄いことに6月初旬で世界歴代2位の興行収入を達成しています。
ちなみ、1位は『アナと雪の女王2』です。(日経MJより)
この結果からも任天堂が既にディズニーレベルのコンテンツホールダーであることがよくわかります。
そりゃ、アラブ資本も任天堂買うわ、任天堂恐るべし!
映画マリオの凄い②生みの親が凄い!
マリオの父である任天堂宮本茂代表取締役フェローは、今回の映画の共同プロデューサーとして映画制作に
関与しています。
日経MJでインタビュー記事を読んだときにこの人には妥協が通用しないのだろうな。という印象を持ちました。
マリオのゲームファンが見ても、ゲームを知らない人が見ても、楽しいものを作りたかった。
1番求めていたのは「心に残った」などではなく、純粋に「すごく楽しかった」と言ってもらえること。(日経MJ)
宮本氏は、作品作りに独自の見方をしていて、状況説明がないドラマが一番だと思っていると語っています。
その点はマリオにも通じるものがあり、作中でのマリオの旅の目的は非常に明確でした。
また、宮本氏は自分が作ったものでも退屈だと見てる途中で眠ってしまうとも語っており、
今回の作品では緊張感を持って作ることができ、ヒットを期待していたそうです。
私も退屈だと映画の途中で眠ってしまうことがあるのですが、
今回のマリオは最後まで一気見したような感覚がありました。
娘は観終わってから
”マリオがスター取って無敵になるのとっても楽しかった”
と言っていました。
私も”単純に面白かった”という視聴感が最後に残ったのは、
宮本氏の仕事の影響が大きいのかもしれません。
映画マリオの凄い③知ってるキャラが大活躍
映画では、見知ったキャラがたくさん登場して、見ていて飽きません。
お気に入ったのは、マリオと共に旅する仲間であるピーチ姫とドンキーコングです。
ピーチの印象は、”とにかく強くて頼りになるスーパーヒロイン”。
Nintendo Switch世代のマリオはさすがに分かりませんが、
私が夢中にプレーしたゲームのピーチ姫は
無力にクッパに捕まってしまう非力なヒロインでした。
ですが、今回のピーチは魅せてくれるアクションスター顔負けのヒロインです。
正直、”マリオ要らなくね?”と思うほど、ピーチ姫が強くてカッコ良いシーンがたくさんあります。
また、ドンキーコングも良い味出してます。
登場シーンであるコロシアム風ステージも凄くドンキーに合ってます。
ドンキーはパワーとスピードが尋常じゃなく、
マリオがなんでドンキーコングに勝てたのか不思議なくらいの実力者です。
そして、キャラが陽気でノリノリなところもExcellent!
息子は一番にドンキーを推すくらいカッコ良かったみたいです。
このように脇を固めるサブキャラがしっかり立っているからこそ、
マリオの活躍が引き立つということでしょう。
映画マリオの凄い④”何、レインボーロードだと!?”
マリオが向かう途中で遭遇するステージは、見覚えのあるステージばかりですが、
一番驚いたのは、マリオカートでお馴染みの”レインボーロード”です。
これを見たときは、”レインボーロードだと!? ステージ選びが最高過ぎる”と思いました。
レインボーロードは、初代マリオカートから登場している当時最高難度のステージでした。
それを映画でもしっかり登場させるところは、ゲームファンへのサービスなのかもしれません。
ちなみに、私は初代マリカーで150ccレインボーロードを攻略した記憶がありません涙。
マリオがカート乗ってドリフトからミニターボを使うシーンを観て、
”ミニターボ使いたい”、”マリカーやりたい”と思ったのは私だけではないはずです。
私は映画が終わってから、子ども達にマリオがミニターボを使っていたシーンを熱心に解説していました。
しかし、マリオが加速しているのはミニターボを使っていたからだと説明しても、
子ども達は全く興味を示さなかったのは言うまでもありません涙。
細かい設定なんて知らなくても、映画マリオブラザーズはしっかり楽しめるという証ですね。
まとめ
今回は、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(吹き替え版)』を取り上げました。
子どもと一緒に楽しめる作品というは、あるようでなかなか見当たらないので、
マリオを見に行ってとても良かったと思っています。
上記で触れた生みの親である宮本氏のインタービューでは、
任天堂が今後も映画制作に注力していくことが語られています。
任天堂と言ったら、ゼルダの伝説シリーズやスプラトゥーンなど、IPの宝庫です。
任天堂にはこれからもバシバシ映画制作に取り組んでもらいたいと思います。
私としてはドンキーコングを主人公にして、スーパーファミコン版ドンキーコングのような
樽をこれでもかと利用した映画を作ってほしいです笑。